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外壁塗装で住まいを守るための知識を解説
皆様、こんにちは^^
プロタイムズ福井南店広報担当の栗本です。
外壁はふだん目が届きにくい場所ですが、紫外線や雨風を真っ先に受け止める“家のバリア”です。
ここでは外壁塗装の役割から塗料選び、見積書の確認ポイント、塗装後のメンテナンス方法までをまとめました。
これからリフォームを検討する方は、ぜひ参考にしてください。
外壁塗装の役割とは?
外壁は、紫外線・雨風・潮風という三つの外的要因で少しずつ劣化します。
塗膜にツヤがなくなり、触ると白い粉が付くチョーキング現象や、髪の毛ほどの細いヒビの入るクラックが出始めたら注意信号です。
こうした初期サインを見逃さず、築年数に関係なく専門業者に相談しましょう。
タイミング良く再塗装すれば、構造材への水分浸入や腐食を防ぎ、大きな修繕費を抑えられます。
塗料の種類と選び方
塗料は「初期費用」と「持ち年数」のバランスで選ぶのが基本です。
標準的なシリコン塗料は10〜12年程の耐久性です。
フッ素塗料は15〜18年、最上位の無機塗料は20年以上耐久できます。
費用を年数で割ると実はグレードが高いほどお得になると傾向にあります。
塗り替え回数が減る分、足場代や手間も抑えられるため、総コストを考えると無機やフッ素が有利になるケースも少なくありません。購入時はメーカー保証書で塗料名・保証年数を確認し、JIS試験など耐久データが公表されている製品を選びましょう。
施工前チェック|見積書で外せない3項目
見積書は総額だけで判断すると失敗します。
まず注目すべきは「下地処理費」。
高圧洗浄やヒビ補修、古い塗膜の除去(ケレン)の工程が金額とあわせて明記されていなければ、どれほど高級な塗料を使っても長持ちしません。
次に「足場費」。
平方メートル単価と組立・解体費がはっきり書かれているか確認し、後から追加請求されるリスクを避けます。
最後は「保証と付帯部」。保証期間と対象範囲が書面化され、雨どいや破風板、軒天などの付帯部塗装が見積りに含まれているかチェックしましょう。
不明な点は契約前に質問しましょう。
長持ちさせるコツ|塗装後のメンテナンス&点検
塗装後は年1回、自分で外壁の健康診断を行いましょう。
色あせや粉ふき、細いヒビ、コーキングの割れ、雨どいや金具のサビの五つを目視で確認し、異常があれば写真を撮って保証窓口に連絡します。
プロによる点検は5年ごとが目安。
多くの業者が保証期間内に無料点検や無償補修を準備しているので、時期を逃さず予約すれば追加費用ゼロでメンテナンスできます。
セルフチェックとプロ点検を組み合わせることで、塗料の期待耐用年数をしっかりキープできます。
まとめ
いかがでしたか?外壁は家を守る最前線に立つため、劣化に気づくのが遅れると修繕費が一気にふくらみます。
まずはチョーキングや細いヒビといった初期症状を早めに発見し、専門業者へ相談することが第一歩です。