お役立ち情報
外壁リフォームにカバー工法を選ぶべき理由
皆様、こんにちは^^
プロタイムズ福井南店広報担当の栗本です。
カバー工法とは、既存の外壁の上から新しい外壁材を重ね張りするリフォーム方法です。
コストを抑えつつ、施工期間を短縮できることから、近年人気が高まっています。
本記事では、カバー工法の基本的な仕組みや、メリット・デメリットについて詳しく解説します。
外壁リフォームを検討している方は、ぜひ参考にしてください。
カバー工法とは?一般的な外壁リフォームとの違い
最初に、一般的な外壁リフォームとカバー工法の違いについてご紹介します。
カバー工法は、既存の外壁を撤去せずに、その上から新しい外壁材を張る工法です。
従来の「張り替え工法」では、古い外壁をすべて撤去して新しい外壁を設置するため、
手間や費用がかかりますが、カバー工法では解体作業が不要なため、コストを削減しながらリフォームが可能です。
この方法は、外壁の劣化が進んでいるものの、建物の構造には問題がない場合に適しています。
さらに、外壁を二重にすることで断熱性や防音性が向上するため、住環境の快適性を高める効果も期待できます。
ただし、既存の外壁の状態が悪いと施工できないこともあるため、事前の診断が重要です。
カバー工法のメリット
カバー工法のメリットの一つ目は、外壁の撤去や処分が不要なため、解体費用を削減できます。
一般的に、張り替え工法と比較して20~30%程度安く施工できることが多く、費用面でのメリットが大きいことです。
カバー工法のメリットの二つ目は工期が短く済む点です。
張り替え工法では解体や下地処理に時間がかかるため、数週間から1か月程度の工期が必要ですが、
カバー工法は施工が比較的シンプルなため、1~2週間でほとんど完了します。
特に、生活しながらのリフォームでは、工事の負担が少ないのが大きな利点です。
カバー工法のデメリット
これまでカバー工法のメリットについてお伝えしてきましたが、デメリットもあります。
ここでは、デメリットについて解説します。
デメリットの一つ目は施工できないケースがあることです。
外壁の劣化が進みすぎている場合、内部の腐食が発生していることもあります。
その場合、カバー工法では対処できず、張り替え工法が必要になります。
特に、雨漏りや外壁のひび割れが深刻な場合には、事前の診断をしっかり行いましょう。
デメリットの二つ目は、耐震性への影響です。
新たな外壁材を重ねるため、建物の重量が増し、耐震性に影響を与える可能性があります。
特に、築年数の古い建物は注意が必要です。
三つ目は、既存の外壁劣化の進行するリスクがあることです。
新しい外壁を上から覆うため、既存の外壁の劣化が進行しても気づきにくくなります。
特に、木造住宅の場合、内部の腐食や湿気の蓄積が懸念されるため、施工前の状態チェックが不可欠です。
カバー工法の外壁リフォームにかかる費用と相場
一般的な費用相場(坪単価・施工面積別)
カバー工法の費用は、使用する外壁材や施工面積によって異なりますが、一般的な相場は1m2あたり5,000円~12,000円程度。
例えば、30坪(約100m2)の住宅の場合、50万~120万円程度の費用のかかることが多いです。
外壁材の種類や施工方法によって価格が変動するため、複数の業者から見積もりを取るのがおすすめです。
価格・耐久性・デザインの比較
外壁材の種類によって、価格や耐久性、デザインの自由度が異なります。
• 金属系サイディング:耐久性が高く、価格も比較的手ごろ。メンテナンスが少なくて済む。
• 窯業系サイディング:デザインのバリエーションが豊富で、ナチュラルな雰囲気に仕上げやすいが、定期的なメンテナンスが必要。
• 樹脂系サイディング:軽量で施工しやすく、耐久性にも優れるが、価格がやや高め。
住宅のデザインや耐候性を考慮しながら、最適な外壁材を選ぶことが重要です。
まとめ
いかがでしたでしょうか?カバー工法は、コストを抑えながら短期間で外壁をリフォームできる魅力的な工法です。
特に、建物の構造に問題がなく、美観を向上させたい場合には最適な選択肢となります。
ただし、施工前の診断をしっかり行い、適用可能かどうかを確認することが重要です。最適な外壁リフォームを実現してください